フリーキャスターの安藤といえば、かねてから情報番組界の“女帝”として知られている。現在は前出の番組MCとして、歯切れ良いコメントで視聴者の支持を得ている一方、厳しい発言などで物議を醸すこともしばしば。そして、私生活では2度の結婚を経ている安藤だが、双方とも“不倫略奪婚”と報じられているのだ。
最初は、1988年に報じられた14歳年上の妻子ある大手広告代理店社員の男性との関係。2人は87年にゴルフを通じて知り合い、88年に親密な交際が報じられ、不倫が発覚した。
当時、関係を疑われた安藤は「ただのゴルフ友達です」と言い張ったものの、男性は17年連れ添った妻と離婚した直後の89年に安藤と再婚。しかし、略奪してわずか3年ほどであえなく離婚に至った。
2回目は、1996年に発覚している。その相手とは、現在の夫で、当時妻子がいたフジテレビ情報番組のプロデューサー・堤康一氏である。2人の出会いは、安藤が『FNNスーパータイム』に起用された87年まで遡り、堤氏は同番組のディレクターを務めていた。そして2002年、安藤の事務所名義のマンションで密会し、週末婚を繰り返す姿がスクープされたのだ。
「相手は、『FNNスーパニュース』のチーフプロデューサーに出世して、安藤さんを同番組のメインキャスターに抜擢したのです。番組は大成功し、同時間帯の視聴率トップになりました。それから報道局幹部になり、2人の関係は局内でも公然の事実となります。安藤さんは1億2000万円の高級マンションを購入したそうで、その後プロデューサーは離婚し、2006年12月に11年の交際を経て晴れて夫婦になったのです」(芸能ライター)
だが、2017年12月には漫画家・小林よしのり氏が、自身のブログで「『グッディ』安藤優子の二枚舌が酷い」のタイトルで安藤を痛烈批判した。理由は、小林氏が支持している山尾志桜里衆院議員のダブル不倫疑惑報道を同番組が取り上げ、安藤の不倫を批判する発言が、小林氏の癪に障ったようだ。「安藤優子、この人間は信用できない。なにが『グッディ』だ。ふざけるな!」と安藤のこれまでの半生を綴り、批判したのだ。
仕事も私生活でも豪腕っぷりを発揮する安藤は、“70歳まで現役”を目標と掲げている。この先、芸能ネタを扱う番組に出演する以上、“不倫報道”の言及を免れない立場でありえる。そして、自身の“経験”とも重なる騒動に、今後もうどういう発言をしていくのか注目したい。