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今後は“共演NG”か? 坂上忍、明石家さんま、えなりかずき…2019年に話題となった「バトル勃発」

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坂上忍

 2019年も芸能界では、芸能人同士のトラブルが相次ぎメディアを賑わせた。中でも話題を集め、今後の共演NGとのなり得る「バトル勃発」を振り返ってみたい。

 今や、日本で一番忙しい司会者と言っても過言ではないタレントの坂上忍。自身がMCを務める情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、歯に衣着せぬ発言で度々話題となっている。坂上は今年3月、コカイン使用容疑で逮捕されたピエール瀧の所属する電気グルーヴのメンバー・石野卓球についての発言が度々物議となり、片やテレビから、片やtwitterで舌戦が繰り広げられた。

 ピエール逮捕後の『バイキング』では、連日石野のツイートを取り上げ、坂上は「よく分かんないんだけど、ブラックジョークみたいなもんなの?」と疑問を投げかけた。続けて、「石野さんにしてみたら『何が社会人だよ!ロックなんだよ!』と言う気持ちかもね」と石野の心境までを推測したのだ。

 石野も言われ放題の同番組に応戦。番組内で石野に批判的なコメントがあったことを伝える記事をリツイートした上で、「いまやTVじゃバカか老人しか誘導できないよ」と自身のツイッターで皮肉を浴びせた。

 同年齢の両者、意見が対立しやすく、典型的な“水と油”であるようだ。

 次に印象深かったのは、国民的ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)の名子役としてブレークした俳優のえなりかずきが、同ドラマから“永久追放の危機”に瀕した騒動。

 同番組の脚本家・橋田壽賀子氏が、2019年10月発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、えなりが同ドラマ主演の女優・泉ピン子と共演NGを出したことを暴露し、「そういう申し出すること自体、私は頭に来るのよ」などと、えなりへの怒りを露わにしたのだ。

 ただ、えなりが共演をNGにした理由に、ピン子による“イジメ”が原因とのことだった。ピン子の共演者イジメ説は、昔から有名な話であるようだ。ピン子は、同ドラマでもえなりに対して厳しく当たったり、収録の合間に肩を揉ませるなどを強要していたという。

 そこで橋田氏が、ピン子に事情を確認したがイジメを否定。ピン子の答えを鵜呑みにした結果、2人の共演シーンは、2015年の同ドラマ特番を最後に終了。えなりは、“出張”という名目で番組からフェードアウトした。

 橋田氏は常々、『私は嫌いな役者は作中で出張させたり、死なせたりします』と口にしていたことから、えなりは同ドラマから“追放”されてしまったという噂が蔓延した。

 今年11月に放送された『27時間テレビ』(フジテレビ系)では、明石家さんまが爆笑問題・太田光に憤怒したという騒動があった。

 同月放送された『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で、太田が『27時間テレビ』で、さんまが出演する「お笑い向上委員会」の前のコーナー「令和教育委員会」の終盤部に乱入した件について語ったのだ。

 太田は、2013年放送の『27時間テレビ』の「今こそフジテレビ大反省会」に出演。その際にピエロメイクで場を荒らしまくり、妻で所属事務所社長・太田光代氏から、怒りの電話が生放送のCM中に掛かってきたため、途中でメイクを落とすというハプニングがあった。

 だが、懲りない太田は今年もピエロの格好で挑み、「リベンジピエロ」と称して笑いを誘ったのだが、ものものしい雰囲気の中、「令和教育委員会」へ乱入すると大スベリ。「お笑い向上委員会」では、さんまから「何してんねん。向こうで外しやがって」と激怒され、ベテランの域である太田が本気のダメ出しを食らったという。

 2019年は、吉本興業に関する「闇営業問題」「チュートリアル・徳井義実の所得税の申告漏れ」「FUJIWARA・藤本敏史の妻、木下優樹菜のタピオカ店恫喝騒動」など、問題が頻発。これらをイジり倒そうと息巻いていた太田。このさんまのダメ出しをきっかけに、オンエアでもわかるほど大人しくなってしまったという。

 令和の幕開けから様々な騒動があった芸能界。令和2年となる今年、また新たな火種が生まれてしまうのか。注目していきたい。

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