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引退の貴乃花親方、過去のトラブルも“一本木な性格”が原因?

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貴乃花親方

 元横綱の貴乃花親方が、日本相撲協会に退職届を提出し話題となっている。貴乃花親方は会見を行い、3月に提出した弟子の貴ノ岩の傷害事件に関する告発状の内容を「事実無根とするよう」圧力があったと説明。だが、貴乃花親方はそれを認めることはできず、降格処分を受けたため、どこの一門にも所属できない状態となっていた。そのため、弟子が相撲を続けるために自身は親方を引退し、弟子たちは他の部屋の世話になる意向を説明した。

 今回の行動は貴乃花親方の一本気な性格ゆえともいえるが、悪い意味で頑固な部分があり、過去には複数のトラブルも起こしているためだ。

 よく知られているところでは、現役時代に話題になった洗脳騒動だろう。1990年代の後半にケガや体調不良が続き、これまでの相撲が取れなくなってしまう。その時に、出会った整体師から洗脳されたとするものである。はじめは体の整体を頼むくらいであったが、のちに相撲の取り組みまで相談するようになっていったといわれる。さらに、兄である若乃花の批判まではじめ、のちの兄弟確執へとつながる。

 兄弟の確執は、前出の洗脳騒動から兄弟に距離が生まれ、2005年に実父で師匠の二子山親方が亡くなると、どちらが喪主を務めるかによって激しく対立したとされる。貴乃花親方はワイドショーに出演し、実兄を「花田虎上氏」と呼ぶなど他人行儀な姿も話題となった。この関係は現在も回復していない。

 貴乃花親方は知名度もあるだけに、今回の騒動は「相撲協会の古い体質に失望した」といった声が聞かれる一方で、「貴乃花も人の話聞かないからな」といった声もある。今後の動きにも引き続き注目して行きたい。

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