13日にSKE48の阿比留李帆がgoogle+で、「最近よく聞かれるんだけど、りほ、髪色変えた〜握手会では大好評だったよ うれし〜い ちゃんと許可とりました」と投稿。ただ、この投稿には、「黒髪でいて欲しい」と願うファンからのコメントもあり、のちに、「えー賛否両論ってほんとー? がんばってすきになってもらおー」とさらに投稿した。
また、この投稿に対して、SKE48の出口陽が、「大学生以上は解禁になったもんね! 似合ってるで」とコメントしたことで、これまで黒髪が基本であったSKE48で、年齢によっては、茶髪が公式に解禁されたことが明らかになった。さらに、茶髪反対派のファンに対して、SKE48の終身名誉研究生の村松香織が「染めたぐらいで騒ぐのはよくわからん。みんながみんな黒髪似合うわけじゃないしなんか考え方が守的すぎるし黒髪主義すぎるのもどうかと思う!! また炎上しちゃうからここまでにしとく」とコメントした。
そもそも、お姉さんグループである、AKB48も当初は黒髪が基本であったが、その後、板野友美が髪を染めることを許可され、その後、なし崩し的に、髪を染めるメンバーが増えた。ファンの間でも、この茶髪論争には、「似合っているなら、アイドルだからって黒髪にこだわる必要はまったくない」との意見もあるが、「SKE48のAKB48との違いは? と質問された時に、これまで“汗の量”と“黒髪”って答えてきたので、黒髪は守った方がいい」と賛否両論、様々な意見が飛び出した。
そんな中、SKE48、チームSのキャプテンである中西優香が、「コメントでいくつか、茶髪解禁について、とありますね。運営さんがこれを決めた経緯とかに関しては全然知らないのでお伝え出来ないのですが、私の考えだけ」として、「SKEは変わらないといけないタイミングなのだと思います実際変えてみないとそれが正解かどうかは分からなくて頑張って頑張って、それでも前に進めない子だっていてその子たちが少しでも何かが変わる、前に進めるきっかけになるのであればいいと思うのです。失敗して分かることもあると思いますしやりすぎだな、と皆さんが思ったらそれは言ってあげていいと思います皆さんの言葉がメンバーの指針になったりするでしょう。でも、自分の好きなメンバーの根っこが変わらないことは信じてあげてね!」とコメントした。
中西は、何かを変えることで、前に進むきっかけをつかめることもある、茶髪にすることは、そのひとつの手段、ただ、メンバーの根っこの部分は変わらないという見解。キャプテンが事態の収束に動いた形だ。しかし、アイドルにとって、“黒髪”が賛否両論、論争を生むほどの重要なことであるというのは、アイドルファン以外からは、なかなか理解し難いものがあるだろう。