同ドラマで黒木が演じているのは高畑演じる主人公の母親役。三田はその母親の母親で、主人公の祖母を演じている。
同誌によると、ともにベテラン女優とあって、入りの時間、ロケ弁のグレードなどとにかく待遇に差が付かないように周囲が気を遣っているというのだとか。
三田は黒木の19歳上だが、黒木の三田に対するライバル意識が見え隠れ。同じシーンで三田の衣装のほうが華やかに映ると感じた黒木が、事前打ち合わせで納得して決めた衣装を撮影当日に変更したこともあったという。
また、現場では黒木はひとりでぽつんとしていることが多いとか。それに対して、三田は大女優にもかかわらず共演者となじんでいるため、黒木は焦りをみせているというのだ。
「三田はバリバリの映画出身で成り上がってきた。それに対して、黒木は宝塚から転身してスターに。いわば“ポっと出”の黒木と三田が合うはずがない。この2人を同じドラマに、しかも、かぶるシーンが多い役柄に起用したこと自体がミスだった」(テレビ関係者)
19日に放送された第2話の平均視聴率は10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。初回の11.6%から0.8ポイント下降したが、今後、舞台裏の方も注目されそうだ。
「三田の耳にも黒木の数々の“大女優ぶり”をうかがわせたエピソードが入っているはず。三田はハッキリ物を言うタイプなので、たとえ相手が黒木でも目に余ることがあればガツンと言うだろう。そうならないように、現場は常にピリピリムードが漂いそうだ」(芸能記者)
2人の関係性次第では、台本の変更もありそうだ。
※写真・黒木瞳