この御嶽山が噴火するまさに直前のタイミングで、謎の飛行物体が目撃されていた! という。
目撃したのはオカルトに造詣が深い、シンガーソングライターとしても活躍する水木ノアさん。彼女はその日、友人の運転で中央道を車で走っていた。その時、助手席側に座っていた彼女は車窓に見える八ヶ岳の上空に、奇妙な物体が浮かんでいるのを発見したという。
それはかなり遠方にあったが、銀色の球形で真ん中に ぐるりと縁取りのある謎の物体だった。いわゆる土星型のUFOをもっと丸くしたような形だろうか。金属製なのか、よく晴れた陽の光を反射して輝いていたという。
その物体は2〜3分見えており、上空でほぼ停止しているようにみえたが、次第に大きくなっているようにも見えたという。もしかしたら、自分たちの車がいる方向に近づいていたのかもしれない、と彼女は語る。
そして、彼女の乗った車が陸橋にさしかかり、その下をくぐって出てきた時にはもう消え失せていたという。その間わずか数秒。彼女は今まで見えていたものを運転していた友人に伝えたところ、「なんで教えてくれなかったの?」と言われたという(運転中だったためによそ見してはいけないだろうと言わなかったそうだ)。
そして、それからしばらく走った先にあるサービスエリアで小休止中、彼女たちは御嶽山噴火を知ったのである。噴火の時刻は彼女たちがUFOを目撃した約1時間後だったという。
地図で確認すると、八ヶ岳と御嶽山が中央道を挟んで直線距離でつながるのも不気味である。
果たして、彼女が見たUFOは噴火と何か関係があるのだろうか。
なお、彼女が目撃したこのUFOについては、似た形状のものが2006年にポーランドで目撃・撮影されている。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所