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バカ事件fromアメリカ・イリノイ編

 【3月17日水曜日アメリカ・イリノイ州シカゴ現地時間】「従わないと、どうなるかわかっているな」と、妻に売春を強要した夫が逮捕された。そして、その売春方法とは?

 3月11日、とある女性から電話を受けたナショナル・アンチセックス・トラフィッキング・ホットライン(不法なセックスなどで困っている全米ホットライン)は、6つの州に渡って、売春をさせられたという女性がいることを、イリノイ州クック郡保安官事務所に伝えた。14日の日曜日に、この女性の夫である、32歳のミネソタ州ロックフォードの男が、シカゴで逮捕された。男は妻に、クレイグリスト(www.craiglist.org、アメリカでの『ヤフオク』のようなサイト)を広告宣伝の掲示板として利用して、売春をさせていた。また女性は、「もし命令に従わないと、二度と子供に会えなくしてやるぞ」と脅され、いやいや夫に従っていたことがわかった。夫婦の住んでいたロックフォードは、ミネアポリスから車で一時間ほど離れた小さな街で、人口がわずかに4000人程度の農業が主な産業の、犯罪とは無縁の場所だ。保護された妻が若いころに、何かのカウンセラーをしていた夫と出会い結婚した。

 昨年、ウェブサイトが「アメリカに於ける売春の最も大きい源」になったと訴訟を起こされたが、 裁判官は棄却している。この逮捕をうけて、クレイグリストの最高責任者であるジム・バックマスター氏は、声明を発表。「犯罪による搾取はたいへん遺憾なこと。責任者を逮捕して、起訴されるときは、クレイグリストは当局に協力する」、またバックマスター氏は、「足跡が必然的に残るために、犯罪目的のためのクレイグズリストの不正使用は、まったく利口ではない」とも言及した。

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