先日、年内でグループからの脱退とジャニーズ事務所退所を発表した渋谷すばるだが、同局にはグループ全員がレギュラー出演をしている番組、『ペコジャニ∞!』がある。『ペコジャニ∞!』は関ジャニ∞がTBSで初めて持った冠番組。互いに想い入れも強いだろう。そこで気になるのは渋谷の最後の出演日であるが、武田社長は「調節中」としつつも「関ジャニ∞さんが6人体制になる7月前後かなと思っております」と説明。すでにある程度の見通しが立っているようだ。
しかし、グループには年内まで所属しているのに、なぜ早々と夏に降板をするのか。
「すでに、渋谷さんは夏のツアーの不参加を表明していて、夏から少しずつ露出を減らしていく見込みです。結局そのジャニーズの意向に局も合わせたんだと思います」(芸能関係者)
実際のところ、早い段階でグループから姿を消すことについて、渋谷はスッキリしていない様子。脱退後に出演した自身のラジオ番組では「自分は最後まで責任をもってグループの一員として仕事をしたかった」「ツアーの6人体制は事務所とグループの他のメンバーが話し合った結果。苦渋の選択だったと思う」と悔しさをにじませている。
ここまで来ると、最後まで関ジャニ∞としてやり通し、花を持たせてあげてもいい気もするが、今後のことに目を向けるとそうはいかない。
「グループの場合、メンバーが減ると、今あるメンバーでどれだけ同じ人気を保ち違和感なく今後もやれるかが肝になる。マネジメントの視点からいけば、渋谷さんが早めに露出を減らしていくことは納得ができます。しかし、渋谷さんは、長年事務所に所属し、事務所に残した功績も大きい。事務所とタレントは家族のようなもの。サンミュージックなどタレントを大切にする事務所もある一方で、このジャニーズ事務所の対応は少しかわいそうな気もしますね」(前出・関係者)
まだ、今後について発表されていない関ジャニ∞や渋谷が持つ他の番組もあるが、ファンは“急な”事態を受け入れる心積もりをしていたほうがよさそうだ。