会見の模様は民放キー局が生中継したばかりではなく、インターネットテレビ局・AbemaTVでも生中継された。
「以前ならネット中継など考えられなかったが、山口の“反省ぶり”を天下にアピールするチャンスだと思い、ジャニーズ事務所もネット中継を許したと思われる」(ワイドショー関係者)
山口はTOKIOのメンバーの名前を一人一人挙げ、「もし待ってくれている場所、私の席がそこにあるならば、またTOKIOとしてやっていけたら…。本当にすみません」とメンバーに涙ながらに謝罪したが、結局、会見で“核心”に触れることはなかった。
「ジャニーズ事務所の顧問弁護士が同席し、捜査に関わるような質問はすべてシャットアウトしてしまった。山口は涙で謝罪するばかり。“美談”仕立てになってしまった」(会見を取材した記者)
そもそも、ジャニーズの対応について各方面から疑問の声が上がっている。
「ジャニーズ事務所はやたらと無理矢理キスをしたことを強調している。しかし、常識的に考えて、キスをしたぐらいで警察が被害届を受理するとは思えない。おそらく、もっと悪質な行為があったと思われるが、ジャニーズ事務所の総力を懸けて“不都合な真実”を隠蔽したのでは。被害者と示談が成立し、たっぷり和解金も支払っていると思われるので、それが明らかになることはなさそうだ」(全国紙社会部記者)
いずれにせよ、山口にとっては最小限のダメージで済んだようだ。