職員は昨年3月末で、定年退職したが、同年4月に再任用されていた。任用期間は3月31日までで、同局は4月からの雇用契約を更新しないことを決めたため、実質的に減給されるのは3月の1カ月分となる。
同局によると、昨年6月、職場の同僚が「パソコンにアダルトサイト画面が映し出されていた」と報告し発覚した。
職員は出先機関の責任者として、10年4月から、退職する13年3月末まで、個室で執務していたが、個室であるのをいいことに、その10年4月から、アダルトサイトの閲覧を始めた。その行為は、発覚する13年6月まで、3年2カ月の長期間にわたって続いた。内部調査に対して、職員は「魔が差した」と認めている。
12年5月と13年1月の閲覧記録を抽出して調べたところ、計472回アクセスし、6時間20分、アダルトサイトを閲覧していたことが判明。
西村公子局長は「職員の綱紀粛正を徹底したい。地域の皆さまに、心からお詫び申し上げます」と陳謝した。
定年退職後、再任用されてからも、仕事中にアダルトサイトを閲覧していたとなると、よほど仕事が暇だったのか…。それなら、わざわざ定年退職者を再任用する必要などないわけだが…。
(蔵元英二)