各紙によると、大賞候補となる優秀作品賞に選ばれたのは10作品。現在2連覇中で浜崎あゆみ、EXILEに続く史上3組目の3連覇を目指すAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」、年内でリーダー・HIROがパフォーマーを勇退するEXILEの初ミリオン曲となった「EXILE PRIDE 〜こんな世界を愛するため〜」など、CMなどで話題となったきゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」も選ばれた。
10作品を見渡すと、AKB VS EXILEの“ガチンコ対決”によるマッチレースとなりそうだが、すでに勝負の行方は決まっているようだ。
「もはや、業界内ではEXILEの3年ぶり4回目の大賞受賞が決定したと言われている。というか、初ミリオン達成はレコ大に向けての“お膳立て”と言われており、4月に発売されて以後、いろいろ形態を変えて発売し、11月にようやくミリオンを達成。ネット上では“偽ミリオン”などとバッシングを浴びている。HIROの勇退という要素もレコ大獲得を後押しした。4連覇ではないが、4回目の受賞はレコ大史上初となりまさにHIROの有終の美を飾ることになった」(レコード会社関係者)
また、最優秀新人賞候補である新人賞にノミネートされたのはJuice=Juice、新里宏太、福田こうへい、社このみの4組だが、「福田は一部で紅白出場報道が出ていたので、紅白に出ない歌手が受賞しそう。業界内では新里が一歩リードしていると言われている。審査は密室で行われ、“選挙運動”も活発なようだが、音楽ファンを審査員にして“ガチンコ”で選んだ方が意外な結果になりそう」(同)。
どうやら、今年のレコード大賞はすでに終わったようだ。