これは『週刊文春』(文藝春秋社)が報じたもので、登坂アナが北海道の放送局に勤務していた2011年6月、番組の打ち上げで訪れたカラオケ店で、新人の女性キャスターに対し、身体を触るなどのセクハラを行ったという。
それだけではとどまらず、耳元で一緒に抜け出すことを提案。女性はトイレに逃げたものの、登坂アナは追いかけたうえ、何度もキスを迫ったのだそう。
NHK時代、「麿(まろ)と呼ばれ、誠実で真面目なイメージがあった登坂アナだが、札幌放送局、大阪放送局と渡り歩いた後、鹿児島放送局に転局。高い知名度を持つアナウンサーの地方局行きに、「女性問題による左遷ではないか」という噂は常に存在していた。
それが今回裏付けられた形になるが、登坂アナは所属事務所の顧問弁護士を通じ、「処分は受けていない。事実と異なる指摘がある」と明確に否定。真相はわかってない。なお、『週刊文春』は同アナが「事実を認めて処分を受けた」と報じている。
「東京放送局で人気者となった登坂アナですが、北海道、大阪と転局となり、最後は鹿児島にまで飛ばされている。
その原因が今回報じられた女性に対する彼のセクハラ癖で、それを繰り返して左遷された、と考えると全ての辻褄が合う。
本人が疑惑を否定しているため、真相は不明ですが、このニュースで彼の人気を支えていた主婦層の好感度が落ちたのは事実。フジの新番組に影響が出ることは間違いありません。
フジテレビは、2016年にショーンK氏の経歴詐称疑惑で『ユアタイム』放送開始前に降板するという事態が発生しています。登坂アナが新番組放送前にスキャンダルを報じられたのは頭の痛い事案で、降りるとなれば二度目だけに赤っ恥。
出演者決定前に身辺調査をしなかったのか、という批判の声も出ているようです」(芸能関係者)
登坂アナとしては、なんとしてでも疑惑を否定し、MCを担当したいところ。週刊文春が「第二弾」を用意しているか否かが焦点となりそうだ。