同誌によると、視聴率低迷が続くフジテレビは、今春の改編で、報道番組を一新。各報道番組のタイトルやセットを同じものに統一し、イメージ改善とコスト削減の一石二鳥をはかるという。
報道番組の中でも、低迷が続く夕方帯「みんなのニュース」のテコ入れは大きな課題。同時間帯の日テレの「news every.」が視聴率10%超えを連発しているにもかかわらず、「みんなのニュース」は4%前後。
打開策として宮根誠司アナを抜擢する話も進んでいたが、同誌が報じたため頓挫。そこで、登坂アナに白羽の矢が立ったというのだ。
同誌を受けた各スポーツ紙によると、登坂アナは今月11日で同局を退局し、大手芸能事務所に所属するというのだ。
「もはや局内で新番組を任せられる人材はいないので、結局、“外注”に頼るしかない。報道なのである程度お堅い人材の起用は必須だったが、登坂アナとはかなり意外だった」(フジ関係者)
東京都出身の登坂アナは、97年にNHKに入局。和歌山放送局、大阪放送局を経て、04年から東京放送局に異動。全国ネットの定時ニュースを担当していた。
髪の傷みを心配して白髪染めの使用を止めたところ、急激に白髪が増え、その風貌が話題となるなど、人気は全国区に広がり「NHKの麿」の愛称が定着。
10年3月に札幌放送局に異動。その後、14年に大阪放送局、昨年4月から鹿児島放送局に勤務していたが、レギュラー番組はなかった。
フジの“夕方の顔”として再ブレークしそうだ。