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フジとの松嶋菜々子争奪戦に勝利した日テレ

 昨年放送の主演ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の最終回で40.0%という驚異的な視聴率をたたき出した女優の松嶋菜々子だが、来年4月・10月クールの主演ドラマの放送が日テレで内定したことを発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。

 同誌によると、松嶋をめぐっては、「ミタ」が放送される以前、松嶋の代表作である連ドラ「やまとなでしこ」を放送していたフジテレビが同ドラマのスペシャル版を企画し、松嶋の事務所社長もOKを出していたが、松嶋は「連ドラじゃないとやらない」とクビをタテに振らず、フジは井上真央ら松嶋の事務所を“出禁”にしたという。

 その後、松嶋は『家政婦のミタ』が大当たり。そのため、ドラマ部門のトップが「やまとなでしこ」の担当者だったため、ダメ元で松嶋に今年1月から放送されていた月9ドラマ「ラッキーセブン」のオファーを出したところ松嶋は快諾。フジとしては次の主演作へのステップだったようだが…。

 「『ミタ』は松嶋が何としても巻き返しを図りたいドラマだったので、全盛期のほぼ半額の1話あたり150万円でオファーを受けたと言われている。ところが、『ラッキーセブン』はフジがなんとしても出てほしかったので、脇役にもかかわらず、ギャラを1話300万円でオファー。それもあって、松嶋はオファーを快諾したようだ」(テレビ関係者)

 ところが、同誌によると、松嶋が次回作のオファーに「承知しました」とクビをタテに振ったのが日テレ。来年の4月と10月の主演作が内定しているというのだ。

 「7月から井上が主演する連ドラ『トッカン 特別国税徴収官』がスタート。どうやら、日テレは井上もまとめて囲う作戦で功を奏したようだ。ただ、2作の主演ドラマが当たればいいが、コケたら松嶋は女優生命最大の危機を迎えそう」(同)

 松嶋にとってはデカイ仕事が舞い込んだが、それなりにリスクもありそうだ。

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