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舞台「ハマトラ」開幕! 世界観共有するためにキャストはアニメの聖地巡礼も

 世界観を理解するためにキャストで聖地巡礼も! 16日(土)、人気アニメの舞台化作品『ハマトラ THE STAGE -CROSSNG TIME-』が東京・六本木の俳優座劇場で初日を迎え、プレビュー公演後にキャストが会見し、本番直前の抱負を語った。

 アニメ「ハマトラ」は、2014年の横浜が舞台。コンビ探偵・ハマトラ(ナイス役=高橋健介、ムラサキ役=黒藤結軌)が、「ミニマム」と呼ばれる、特定の分野にだけ超能力者並みに傑出した能力を持つ者たちが起こす事件を、自らもその能力を持つ者として解決していくというアクション&推理サスペンス満載の群像劇。7月から第2期「Re:␣ ハマトラ(リプライハマトラ)」がテレビ放送されている。

 イケメンたちの舞台製作では定評のある「映劇」だけに、キャスト陣に“抜かり”はない。プレビュー公演後の会見で、ナイス役の高橋健介は「直前まで(キャラクターの)顔の絆創膏が外れていたのに、誰も気づかないというハプニングがありました(笑い)。また、ギリギリまでいろいろと変更があって、みんなでもっと詰めていけるところもあります」と、さわやかな笑顔でコメント。

 キャスト陣の仲の良さも目立った。ムラサキ役の黒藤結軌がコメントしたように「稽古終わったあとに良くみんなでゴハンを食べに行ったり、(アニメの舞台である)横浜観光に行ったり、稽古以外でも同じ時間を過ごせた」ことが、キャスト同士の結束を高めたようだ。

 舞台の魅力について、アート役の栩原楽人が「簡単にいうとアニメは『引き算』で、舞台は『足し算』。アニメでは目線が動くシーンだけで伝わるモノが舞台ではお客さんに伝わらないので、舞台用にひとつひとつ変換して届けることに気をつけました」と語るように、今回の舞台では、主要キャスト以外に12名のアンサンブルキャストを“足し算”。舞台裏での早着替えで、何十人もいるように見せる演出も必見だ。これには、はじめ役の高橋紗妃も「アンサンブルの女の子たちも頑張っていて、パワーを出しているのも見どころのひとつ。私のキャラはずっと(本物の食べ物を)食べているので大変」とコメントしていた。

 舞台『ハマトラ THE STAGE -CROSSNG TIME-』は24日まで全12公演。

■『ハマトラ THE STAGE -CROSSING TIME-』公式サイト
http://hamatora.eigeki.jp/

(c)カフェノーウェア/ハマトラ製作委員会
(c)HAMATORA STAGE PROJECT

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