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青山スタジオ物語〜私がキャバ嬢になったワケ〜第九夜

 本川越『CLUB JEWEL』から、『青山スタジオ』に迎えたのはつばさ嬢(20才)。小顔にきゃしゃな手足、抱き締めたら折れちゃいそうな女のコだが、意外な芯の強さにキュンとくるぞ。

 −−キャバは全然未経験ってコトだけど、きっかけは?
 「家の事情で大学をやめて、パチンコ屋でバイトしてる時に店長に声をかけられたんです」

 −−じゃあ最初は大変だった。
 「もう、初日は口もきけないし、お客さんの前でもとうしたらいいか…。でも店長さんが、何を聞いても丁寧に教えてくれて、大丈夫って励ましてくれて。おかげで、自分に商品価値があるなら頑張ろう、支えてくれる人の期待に応えようと思えるようになった。もう恩師的な存在ですね」

 −−考え方、まじめだねー!
 「ていうか、負けず嫌い? 普通に大学卒業する人に負けないくらい、デカい人間になりたくて。それにはちゃんと仕事で成果あげて、お金溜めて…」

 −−そのために心掛けてることは?
 「高いお金払わせてるんだから、お客さんにあの店行ってよかった、あのコと話して癒された、と思ってほしい。基本アフターはしないんですけど、メールとか相談事とかは真剣になっちゃいますね」

 −−うーん、今どき珍しいしっかり者!
 「そんなの、言われたことないです! 気を抜くとホント、ガキみたいなことしちゃう。誰か走ってたら、追いかけて鬼ごっことか」

 −−池があったら飛びこんじゃうとか?
 「それはないけど(笑)、ずっとテニスしてて身体動かすの好きなんです。最初は大人しそうって言われるけど、案外ヤンチャなんですよ」

【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/

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