設立のきっかけは、先月の台風15号。被災した千葉県への協力支援を初めてSNSを通して呼びかけたところ、2日間で4トントラック15台分の支援物資が集まったそう。紗栄子の“一声”は大きな力へと化し、賛同するファンの偉大さを知ったという。今後は、より多くの人がボランティアや支援活動に参加できるよう働きかけていく。
紗栄子というと、2001年放送の『ゼニゲッチュー!!』(日本テレビ系)で女優デビュー。07年8月、当時、北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手との婚約と妊娠を発表し、世間を驚かせた。同年11月に結婚。08年3月に長男、10年2月に次男を出産したものの、12年1月に離婚が成立した。15年10月にはZOZOTOWN前社長・前澤友作氏との交際が発覚。同時に“銭ゲバ”などと、紗栄子を罵倒するアンチが急増した。
お騒がせタレントのイメージが強い紗栄子だが、“黒歴史”が存在するという。
紗栄子は、芸能界で最も“音痴”であると報じられている。紗栄子がまだ駆け出しの頃、『堂本兄弟』(フジテレビ系)に出演。同番組の終盤にTHE ALFEE・高見沢俊彦らをバックに、ゲストが生歌を披露するコーナーがあった。当時、紗栄子は安室奈美恵さんのヒット曲『TRY ME〜私を信じて〜』を元SPEEDの島袋寛子らと一緒にトライした。
「軽快にダンスする姿は様になっていましたが、紗栄子が歌い出した途端、周囲は絶句したのです。その美声ならぬ“珍声”は、音声がイカれたのか、ギャグで歌っているのか疑いたくなるほど尋常でない音程で、得意気に熱唱していました。キメのポーズといい、あの姿をさらせる紗栄子の度胸は、ある意味偉大ですね」(芸能ライター)
音痴も痛いが、役者としても三流とされたことがある。紗栄子は、「サエコ」名義で活動していた2003年4月放送の『学校へ行こう!』(TBS系)のレギュラーに抜擢。社会現象となった同番組でのブレイクをきっかけに、05年放送の学園ドラマ『ドラゴン桜』(同)への出演を果たした。しかし残念なことに、演技の才能は開花したとは言えず、「大根」と言われてしまった。
だが、モデルとしての紗栄子は絶大な人気を博した。数々の雑誌の表紙を飾り、プロデュース業にも専念。2013年12月にはセミヌード写真集『EPISODE 1』(宝島社)を出版した。紗栄子は「女の子のためのグラビア」と意図したが、波紋を呼ぶ結果となった。
また、2015年3月には下着ブランド『PEACH JOHN』のCMキャラクターに抜擢。惜しげもなく下着姿を披露した。
「紗栄子のボディは確かに美しいですが、離婚後はやたら裸をさらしています。2016年にはリーボックと自身がコラボしたスニーカーのCMキャラクターになり、“可愛く、オシャレに履けるシューズ”をテーマに全裸でスニーカーを履く姿を披露。ですが、うまい具合に恥部を隠したポーズが、お笑いタレント・とにかく明るい安村の“全裸ポーズ”を連想させ、笑いのネタにもなりました」(CM制作関係者)
案の定、脱ぎまくる紗栄子に対しネット上では、「コイツの日常は全裸でスニーカー履くのがおしゃれってことなんだろうね」「裸にスニーカーってどんな変態だよ」「『安心してください!』にしか見えない」などとやゆする声が続出した。
一流プロスポーツ選手から大企業の社長まで、セレブな男と付き合う傾向からアンチも少なくはない。だが、どこか抜けがあって完璧でない彼女に惹き付けられるのだろう。災害の都度、被災地に出向いては被災者に寄り添い続け、そして支援活動の輪を広げようと先陣を切った紗栄子に、アンチの目線も変わってきているようだ。