「NHK2020ソング」は、東京五輪・パラ五輪が開催される2020年とその先の未来に向け、アスリートやこれからの時代を担っていく若い世代を応援しようという曲。NHKでは同曲を、スポーツに限らず、さまざまな番組やサービスで使用するという。
嵐は企画コーナーで同曲を披露する予定だというが、NHKの五輪中継のテーマ曲になるかどうかは未定だというのだ。
「嵐はNHKの『東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター』に就任しているため、来年の夏ごろまではNHKに出ずっぱりになるだろう。来年いっぱいで活動休止が決定しているだけに、特別な曲を残しておきたいところ。そこで米津とのコラボが実現したようだ」(音楽業界関係者)
米津は昨年の紅白で披露した自身の楽曲「Lemon」のほか、いずれも今年大ヒットして紅白に初出場する菅田将暉の「まちがいさがし」、小中学生の音楽ユニット「Foorin」の「パプリカ」の作詞作曲を手掛けたヒットメーカーとしても知られている。
「絶大な人気を誇る嵐だが、これまでこれといったヒット曲に恵まれてこなかった。それに比べ、SMAPは槙原敬之やスガシカオらとのコラボで国民的ヒット曲を生み出してきた。ジャニーズは9月に藤島ジュリー景子社長の新体制が発足。新体制になったことで“SMAP方式”に切り替えたのでは。今後、関ジャニ∞やKAT−TUNもほかのアーティストが提供した楽曲を歌うことになりそう」(芸能記者)
米津の提供した曲が嵐最大のヒット曲になってしまう可能性もありそうだ。