嵐は今年11月にYouTubeに公式チャンネルを開設し、ほかのSNSも解禁。今月13日の時点でYouTubeには20本の動画をアップし、チャンネル登録者数は240万人に達している。
各メディアによると、同シリーズは2020年12月31日の活動休止までの姿を映し出していくもので、12月31日から約1年間、毎月配信する予定。
これまでのアーカイブ映像に加え、嵐の「今」を切り取っていく貴重なドキュメンタリー。英語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、アラビア語など28カ国語の字幕付きで190カ国に配信されるというのだ。
「嵐の活動休止に向けたビジネスの中でも最大のプロジェクトなのでは。おそらく、Netflixサイドはかなり巨額のギャラを提示したはずで、そうでなければ嵐への密着映像を撮らせるはずがない」(芸能プロ関係者)
これまでのジャニーズの収益は、ファンクラブの年会費・月会費、CD・DVDの売り上げ、コンサートのチケット代やグッズ売り上げが主だったが、CDの売り上げは年々落ち込む一方だ。
ほかの事務所はその“穴埋め”として早くから音楽配信やSNSを使ったビジネスを手掛けていた。ジャニーズは手を出していなかったが、ようやく着手することになったようだ。
「メリー喜多川氏が副社長の時代には反対し続けてきたが、会長となった今は、娘の藤島ジュリー景子社長に任せることが多くなった。ジュリー社長はネット賛成派なので、今後、嵐以外のグループも続々とネット進出を果たし収益を伸ばしていきそうだ」(芸能記者)
各グループのファンたちにとっては喜ばしいことになりそうだ。