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芸能界斜め斬り ダウンタウン、さんま、吉本興業大物タレントたちの終焉

 先般、この紙面を通じて明石家さんま(52)にドラマ引退勧告をした。5年ぶりに主演した中年男と長澤まさみ(20)の恋愛を描くドラマ「ハタチの恋人」(TBS)が低迷、18日の放送では6.6%といつ打ち切りになってもおかしくない数字に転落しているからだ。
 番組スタート時には13%と何とか合格のスタートを切ったものの、視聴者の目は厳しいもので、さんまの下手な演技と脈絡のない安易なドラマ作りを許さないのだろう。さらに、さんまの他のバラエティー番組も決して安泰ではない。
 「踊るさんま御殿!」こそ15%前後の視聴率を取っているが、「恋のから騒ぎ」は11%台とヒトケタ視聴率が目前。「明石家さんちゃんねる」はなんと7.8%と完全に落第点だ。
 実は吉本興業タレントの転落は、何もさんまだけではない。吉本興業の東京進出の原動力となり、吉本帝国構築の立役者となったダウンタウンの凋落も見逃せない。

 かつては20%以上の視聴率を誇っていた2人の看板番組「ガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ)にかつての勢いはない。ここ最近は12%程度の視聴率でうっかりするとヒトケタになりかねない。ダウンタウンの凋落はこの番組だけではない。冠つきバラエティー番組は軒並みヒトケタに下がっている。本来ならば大きくテコ入れされるはずだが、「今や吉本興業の力は絶大です。吉本を敵にしたくはない、というのがテレビ局の本音。だから表面化しなかった」(お笑いプロダクション幹部)。
 実はダウンタウンは、この低落傾向をテレビ局以上に深刻に受け止めていたようだ。それは松本人志の映画監督進出。しかしカンヌまで押しかけたが評判はぼろくそで、ちょうちん記事でなんとかごまかしてきた。事態は大きく切迫しているのである。
 「テレビ局というのは数字にシビアで、いかなる大物といえども数字が取れなければ打ち切りの対象になる。スポンサーからの苦情もあり、すでに来年3月の改編期には、ほとんどのダウンタウン番組は打ち切りも視野に入っている」と某局編成局幹部。若手の吉本芸人をいじってお茶を濁すやり方はすでに限界を迎えているのだ。
 日本テレビのお笑い番組の占める割合は41%といわれている。まず来年には、吉本興業タレントの占める割合が多い日テレあたりが最初に大なたを振るう可能性がある。

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