この日は、16日発売のCD「人生かぞえ歌」に収録された、表題曲と「お祭り女」「天使のかわりはいませんか」の新曲3曲を一挙に熱唱。ほか、「水谷千重子」は、新曲をひっさげて、5月と6月に、“友近プレゼンツ・水谷千重子芸能生活40周年記念リサイタルツアー”として特別講演『ゲノゲの女房』を、全国6都市で公演。
鮮やかな着物をまとってステージに登場した「水谷千重子」こと友近。「お祭り女」には、「夏へ向けてみなさんに踊っていただきたいという思い」を込めたことを語り、「天使のかわりはいませんか」には、「芸人の友近ちゃんの恋愛の実体験」が反映されていることを明かした。観客の小さな女の子から「千重ちゃ〜ん!」との声が飛ぶと、「ありがとうございます。ちゃんづけはうれしい」とにっこり。暖かい観客と開放的な吹き抜け構造のステージに気をよくしたのか、「一つ枠が空くのではないかなどとも言われていますが」と、紅白歌合戦を引き合いに出して笑いを誘った。しかし、話題が小林幸子へ移ると、「さっちゃんも大変だけど」などと、“芸能生活40周年”の“演歌歌手”「水谷千重子」として小林を気遣いながらも、紅白歌合戦出場については、断る理由はないと語った。なお、衣装は、今回の全国リサイタルツアーのために新調しており、「さっちゃんと競わないって言ってるんですけど」という。(中村道彦)