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バレットクラブに不穏な空気! 新日本スーパーJr.終盤へ 鷹木信悟が無傷の7連勝

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鷹木信悟

 新日本プロレス初夏の最強ジュニア戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.26』(BOSJ)が26日に開幕した。千葉・幕張メッセ国際展示場7ホール大会では、A、B両ブロックとも公式戦7試合を消化。各選手、残り2試合となった。開幕から6連敗中だったTAKAみちのくは右足の負傷で幕張大会から欠場。ドラゴン・リー、マーティー・スカル、金丸義信は不戦勝となった。

 リーグ戦は予想通り、22日からの東京・後楽園ホール3連戦で大きく動いた。Aブロックは優勝候補筆頭の鷹木信悟が無傷の7連勝中。これを1敗の石森太二、2敗のリーが追う展開。31日の愛媛・アイテムえひめ大会で鷹木と石森の公式戦が残っており、この結果が決勝進出に影響を与えるのは間違いない。

 Bブロックは24日の後楽園大会でメインに抜擢されたロッキー・ロメロが奮起。Bブロックを全勝で独走していたバレットクラブの新メンバー、エル・ファンタズモに土をつけると、25日の幕張大会ではロッキーと同じロッポンギ3KのYOHがファンタズモを破る快挙。思わぬ連敗に焦ったファンタズモは、ウィル・オスプレイと対戦したバレットクラブのロビー・イーグルスに加担し、イーグルスの勝利に“貢献”したが、自身の実力で闘ってきたイーグルスは納得がいかない様子。ファンタズモのしたたかさが見え隠れしていることもあり、両者の間に不穏な空気が流れた。

 Aブロックに比べるとBブロックは混戦で、田口隆祐、オスプレイ、ファンタズモ、イーグルスが2敗で首位。YOHとBUSHIが3敗で追う。ファンタズモは田口戦を残しているが、直接対決でオスプレイ、イーグルス、BUSHIに勝っているだけに同点で並んだ場合は優位に立つ。田口かYOHが上がってくるようなことがあれば面白いが、田口もYOHもまだ強敵との闘いを残しているだけに簡単にはいかないだろう。

 6.5東京・両国国技館大会のメインイベントを巡る闘いは佳境を迎える。

取材・文・写真 / どら増田

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