女子アナウンサーにとって帯レギュラー番組は大きな負担となる。特に、『5時に夢中!』などワイドショー的な要素のある情報番組は、毎回臨機応変な対応が求められるのに加え、ロケ企画もある。上田アナにとって体力的、精神的に負担となっていたのは確かかもしれない。
アナウンサーの休養といえば、昨年はNHKの『ニュース7』に出演する鈴木奈穂子アナウンサーが一時期番組を休養した。体調不良説などもささやかれたが、実際は妊娠中であった。TBSの吉田明世アナウンサーも『サンデー・ジャポン』の生放送中に途中退席が続き心配されたが、原因は妊娠であった。むしろ、妊娠中であってもレギュラー番組が抜けられない事情があるようだ。
さらに、上田アナは激務以上のプレッシャーがかかっていたと見る声もある。
「『5時に夢中!』は、夜の仕事に出勤前の女性御用達番組といわれるほど、アクが強いです。出演者もマツコ・デラックスのほか、元プロレスラーの北斗晶、女優の美保純、作家の岩井志麻子、編集者の中瀬ゆかりと強者ぞろいです。上田アナは日本テレビ時代にマツコ・デラックスから『女子アナらしからぬ女子アナ』『不幸を身にまとっている』など、さまざまなキャラ付けがなされてきました。しかし、本人としてはそれに合わせて無理をしていた部分もあったかもしれません。単にニュースを読むアシスタントしてだけではないタレント性を求められることが、プレッシャーとなったのではないでしょうか」(業界関係者)
上田アナはアナウンサー、タレント活動と並行して、2018年4月には早稲田大学の大学院に合格し、スポーツマネジメントを専攻していた。学業と芸能活動の両立は難しかったのかもしれない。ネット上でも「上田アナ、確かにいっぱいいっぱいだったかもしれない」「この人何がやりたいのかわからない感じはあるよな」といった声が聞かれた。今はゆっくりと休んで欲しいところだ。