ギャンブルと呼ばれるものには、パチンコ・パチスロ、競馬、競艇、競輪、カジノなどがある。「ギャンブラー有名人」がハマっているギャンブルの中でも最も多いのは「パチンコ・パチスロ」。和田アキ子、阿部寛、中居正広、太田光代、高橋尚子、意外なところでは吉高由里子、後藤真希、高島彩らがいる。歌手・和田アキ子のパチンコ好きは有名で、パチンコのCMやパチンコ機に起用されたほど。女優・吉高由里子はパチプロ並みの腕前で、ギャンブルが好きな理由として「人生はギャンブルみたいなものだから」と答えている。
次に多いのが「競艇」。坂上忍、徳光和夫、千鳥・大悟、博多華丸大吉の博多華丸、ブラックマヨネーズ・吉田敬、平成ノブシコブシ・徳井健太と、芸人の名が多く並ぶ。
「吉本の芸人はボート好きが多く、ブラマヨの吉田や千鳥の大悟は『ギャラは安くていいから、ボートの仕事を入れてくれ』と事務所に頼み込み、スカパー!やネット配信番組に率先して出ていますよ。坂上は、再ブレイク前と同じ安いギャラでスカパーのボートレース番組に出続けているようです」(制作会社スタッフ)
3番目が「競馬」。六角精児、小嶋陽菜、藤原竜也、林修、見栄晴らが楽しんでいる。元AKB48の小嶋は競馬番組の出演をきっかけに競馬の虜に。今では自身のツイッターに購入した馬券をアップするほど無類の競馬好きとして知られる。彼女が得意とするのは、競馬予想では的中させるのが難しいと言われている「3連単予想」。全出走馬の中から5頭を選んでボックス買いをする手法を使って、たびたび万馬券を的中させている。
そこで気になるのは彼らがギャンブルでどのぐらいの額を儲けたのか。また、いくら損をしたのか。
「千鳥の大悟はネットで舟券を買って、トータルで数千万円近く、スッてしまったそうです。坂上は数年前、大きなレースで穴を的中させて1000万円以上儲けたのに、3ヶ月後には『すべて舟券で使い果した』と嘆いていました」(バラエティー番組スタッフ)
やはり、ギャンブル。儲けたことよりも、損したことの方が話題になる。中には「億超え」の負債を出した有名人もいる。
元力士の貴闘力がギャンブルで抱えた負債額はトータル5億とも言われている。のちに貴闘力本人が「ギャンブル依存症」であったことを告白。ギャンブル依存のせいで、自ら経営していた焼肉店のスタッフの給与も使い込んでしまったなどのエピソードがある。
また、貴闘力の上を行く負債額を出しているのが、フリーアナウンサーの徳光和夫。その額はおよそ6億と、自身が発言している。日本テレビ時代は生放送が終わるとすぐにボートレース場に駆け込んでいたそう。お金がなくなって実家にある子供の貯金に手を付けたこともあるようだ。
ここに挙げた有名人はおそらくほんの一部。まだまだ隠れギャンブラー有名人は存在するはずだ。日々テレビで目にするあの有名人がギャンブルをしていると知り、さらに親近感がわいた人は多いだろう。やはり、有名人。高額なギャラをもらっている分、負債額はケタ違いだった。