「現在、朝青龍は母国のモンゴルを拠点に活動しています。2017年8月から新たにモンゴル大統領となったハルトマーギーン・バトトルガ氏より、日本担当の外交顧問、大統領特別大使として任命されており、政治活動も積極的に行っています。そのため、将来のモンゴル大統領選出馬も噂されていますね。AbemaTVの企画は、今年5月放送の『亀田興毅に勝ったら1000万円』の第2弾となります。大みそかの“格闘技イベント”として注目度は高いといえるでしょう」(放送作家)
これに先がけ、日馬富士の引退に関しても、朝青龍は注目を集めていた。朝青龍は2010年1月に泥酔して暴れる騒動を起こし、それが引退の引き金となったとも言われる。同じモンゴル出身だけでなく、酒が絡んだ暴行事件を起こしたこともあり、マスコミが彼のもとに殺到したのだ。
「モンゴルまで押しかけてきた日本のマスコミに、朝青龍本人はかなりお怒りのようで、12月2日のTwitterでは『災厄な奴ら!! 答えつもりの気持ちが無くなり !! 二度と同じ設問来たら二度三度顎!!』(記号部は絵文字)とツイート。おそらく、次に来たら承知しないと伝えたようとしたのでしょうが、謎のフレーズ『二度三度顎』が話題となりました。ただ、怒ってはいても、絵文字が多用されているため、ユーモラスな印象も受けます。こうした部分が面白がられて、今後はバラエティ番組出演の需要などもあるかもしれません」(前出・同)
確かに2017年は、バイオリニストの高嶋ちさ子や、将棋の加藤一二三九段など、従来のタレントをはみ出した人物がバラエティ番組でブレイクを果たした。その枠に朝青龍が加わってもおかしくなさそうだ。