芸能人、特にお笑い芸人は、名字はわかっても名前がわからないパターンが多い。それは同業者同士でもそうであり、お笑い芸人がほかの芸人の名前を出し、場合によっては本人が登場するスリリングな企画である。
アンジャッシュの渡部建に対し、ほとんどの芸人が正解するも狩野英孝が「渡部ごう」と答え、不正解。有吉弘行が「志村で覚えるんだよ」と話し、笑いを誘っていた。この順番は、「渡部→佐々木希→真っ白→バカ殿→志村→けん」なるもの。渡部夫人の佐々木希が色白美人で、白塗りメイクのバカ殿を連想し、志村けんにつながるものだ。かなり回りくどいが、確実に覚えられはしそうだ。これには、ネット上で「有吉、しっかり盛り上げるな」「狩野英孝マジでアホキャラだな」といった声が聞かれた。
さらに、三四郎の小宮浩信には、フジモンことFUJIWARAの藤本敏史が「小宮三四郎」と答え、笑いを誘っていた。アンタッチャブルの山崎弘也が「小宮さとる」と答え、元プロ野球選手で、早稲田大学野球部監督を務める「小宮山(悟)だろ」と有吉がツッコんでいた。本人が登場し、名前の由来を話すも「ひろのぶ」を「信州に住める」「信号機を守る」とイジられっぱなしだった。
ともすれば、グダグダになりがちな企画ではあるが、有吉がうまくまとめたとも言えそうだ。ネット上でも「有吉さん情報網広いな、どこで仕入れているんだ」「この企画は有吉のツッコミを楽しむのがメインかも」といった声が聞かれた。「『ロンハー』の隠れた主役の腕が生かされた放送とも言えそうだ。