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週刊裏読み芸能ニュース 10月21日から10月27日

(2作連続で主演が株を下げた大河ドラマ)
 俳優の松山ケンイチの主演するNHK大河ドラマ「平清盛」が26日に東京・渋谷の同局でクランクアップ会見を行った。

 裏番組でロンドン五輪の男子マラソンが放送されていた8月5日に、89年の集計開始以降、大河史上最低の平均7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、視聴率は苦戦続き。しかし、松山は「本気で作品を作って最低記録を更新できたのは、すごく光栄なこと」とまったく気にしていない様子だったが、大河の主演に抜擢されたにもかかわらず、本人や周囲の思惑は見事に外れてしまったようだ。

 「松山は妻で女優の小雪が今年第一子を出産し、現在、第二子を妊娠中とあった、大河が当たれば子育てをする父親・イクメンの代表格としてその業界関連のCMオファーなどが舞い込むと思われていた。ところが、大コケしたことで、大河主演によるプラス面はほとんどなく、“最低視聴率男”というレッテルを貼られただけ。昨年の大河『江〜姫たちの戦国〜』に主演した上野樹里は撮影中の態度の悪さなどを書き立てられたため、今年は開店休業状態。大河の主演が2年連続で株を下げてしまった」(テレビ関係者)

 来年の大河「八重の桜」に主演する綾瀬はるかにとっては相当のプレッシャーに違いない。

(紅白出場当確がささやかれる超若手女性歌手)
 23日付けの一部スポーツ紙が個人事務所の元社長の解任騒動でいまだに渦中の演歌歌手・小林幸子のNHK・紅白出場がほぼ消滅したことを報じたが、すでに小林の“枠”が当確と言われている歌手がいるという。

 「今年は昨年に引き続き、震災復興がテーマに掲げられているのが、被災地である岩手県大槌町在住の中学生民謡歌手・臼澤みさき。今年デビューし、避難所を回ってライブを行っているというものの、まだまだ知名度は低いが、どうやら、芸能界の実力者がその歌唱力に惚れ込んで猛プッシュしているようだ。レコード大賞の新人賞候補にも挙がっているという」(音楽関係者)

 今年も、出場歌手をめぐって水面下では各芸能プロやレコード会社によるパワーゲームが繰り広げられそうだ。

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