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ハッシーの地方競馬セレクション(3/12)「第37回京浜盃(SII)」(大井)

 今年は私の年よ! 先週は「第60回エンプレス杯(JpnII)」が川崎競馬場でおこなわれました。本命に推した水ト麻美アナことワイルドフラッパーは、スタートはまずまずだったものの、二の足が抜群に速く楽に好位2番手の位置取り。道中は前田敦子ことエミーズパラダイスに終始プレッシャーをかける競馬。3コーナー入口では早くもエミーズパラダイスを抜き去ると、内田有紀ことアクティビューティが懸命に追いかけ、その後ろからはソチ五輪パラレル大回転銀メダリスト・竹内智香選手ことサンビスタも追い上げてきましたが、ワイルドフラッパーとの脚色とは雲泥の差。直線では引き離す一方で大差の1着。さすが今年大注目の女。今年一年、地方競馬の牝馬限定交流重賞は この馬を中心に回っていくでしょう。このレースを最後に引退が決まっている沢尻エリカことクラーベセクレタは、最後のレースで意地を見せ、地方所属馬最先着の4着。これまで南関東の女王様として君臨してきたエリカ様の引退は寂しい限りですが、今度はその子どもたちが新たなる女王、王として競馬場に戻ってくることを楽しみにしたいですね。

 さて、今週はクラシック第一弾・羽田盃(SI)のトライアル、「第37回京浜盃(SII)」が大井競馬場でおこなわれます。過去の勝ち馬には、ロジータ、オリオンザサンクス、トーシンブリザード、ナイキアディライト、クラーベセクレタなど錚々たる名馬たちが名を連ねます。クラシックへ向けた凌ぎを削る熱き闘いを見逃すな!

 偉大なる名馬たちに近づくのはこの馬、地方競馬界の大泉洋ことハッピースプリントです。以前にも当コラムで取り上げましたが、見る者をハッピーにするキャラが特徴の大泉洋。ハッピースプリントは、その走りを見ている者がハッピーになるような鮮やかな勝ち方をします。見る者をハッピーにする、そんなところが似ていますね。大泉洋ともども実力も折り紙つき、昨年2歳馬にしてNAR年度代表馬に選ばれた実力の持ちに主で、その強さは強烈。特に圧巻だったのは前走の全日本2歳優駿(JpnI)。中央勢を相手にしながら追われたのは直線に入ってすぐの僅かな時間のみ。それでいて2着馬には0秒3差、3着馬には1秒5差付けるのだから力が違います。ましてや強烈な 末脚を武器にしている本馬には、今回広い大井競馬場に変わるのはプラス。ここは負けられません。

 相手本線は純朴ボーイ福士蒼汰ことパンパカパーティです。純朴で優しい役柄が板に付く福士蒼汰。パンパカパーティは気性が素直でピタリと折り合いが付く、北海道道営育ちの純朴ボーイ。そんな純朴なところが似ています。競走成績は5戦3勝2着2回とパーフェクト連対している安定感があり、負けた2戦とも悲観する内容ではありません。栄冠賞ではスタートで後手を踏んだものの、後方から猛然と追い込んで2着。前走は終始マークされながらの厳しい展開でありましたが、最後まで粘って頸差の2着と、どこからでも競馬ができる強みがあります。

 一発があるならファイト。前走58kgを背負いながらタイム差なしの2着と好走しており、負けて強の内容。定量戦で斤量が56kgになる今回は、一発があっても不思議ではありません。

 以下、大井の水に慣れてきて本領発揮のダンスパフォーマー、全日本2歳優駿3着は伊達じゃないサーモピレーまで。

◎(14)ハッピースプリント
○(3)パンパカパーティ
▲(10)ファイト
△(12)ダンスパフォーマー
△(7)サーモピレー

買い目
[馬単]4点
(14)→(3)(10)(12)(7)
[3連単]6点
(14)→(3)(10)→(3)(10)(12)(7)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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