同映画の主演については、AKB48グループ約300人を対象にしたオーディションが行われ、島崎に決まったという。番組中に中田監督からの電話で合格を知らされた島崎は「オーディションは、AKB48のオーディションに続いて2回目。2次、3次と残っていく中でここまで来たなら合格したいという気持ちでやってきた。うれしいです」と喜びを語っている。来年公開予定。
ただ、今回、同グループの主力メンバーであり、推されメンバーでもある島崎遥香が選ばれたことで、ファンの間では、「最初から決まってたんじゃないの」「なんかガチな感じがない」「これって秋元康の嫌う予定調和だよね」など様々な意見が飛び出しているのも事実だ。
過去にAKB48グループでは、同じようにメンバーを対象に宮本亜門の舞台の出演者を決めるオーディションが開催されたが、こちらは途中からテレビ番組でも追っかけ、最終的には、実力者であることは誰でも認めているものの、それまで決して推されていなかった増田有華(現在は卒業)が選ばれた。増田が選ばれたことで、“ガチ感”が生まれファンも納得する結果となった。
島崎は、周囲の雑音を、自らの演技で黙らせるしかないようだ。