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愛人と共謀して夫を殺害した“毒婦”が狙っていた「次の獲物」

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提供:週刊実話

 関西を中心に、結婚相談所で知り合った高齢男性を次々に殺害して遺産を食いつぶした筧千佐子被告(72=一審、二審ともに死刑。上告中)、首都圏連続殺人事件を起こした木嶋佳苗死刑囚(44)に続き、東海地方でも“毒婦”が逮捕された。

 元夫を殺害したとして、9月18日に愛知県警に逮捕されたのは、名古屋市に住む介護ヘルパー・菅井優子容疑者(51)だ。

 「2016年に愛知県稲沢市で火災が発生し、全焼した民家の焼け跡から、住人の塾講師・角田幸司さん(当時60)の遺体が見つかった。遺体の損傷は激しかったが、解剖の結果、焼死ではなく、刺殺と断定されたんです。警察は、当初から角田さんの妻だった菅井をマークし、3年に及ぶ執念の捜査で逮捕に至った」(地元記者)

 同日、愛知県知多市でも男が逮捕された。事件当時、菅井容疑者と愛人関係にあった美容院経営・浅野勉容疑者(65)である。

 被害者の角田さんには、菅井容疑者を受取人とする3000万円の生命保険がかけられていた。しかし、菅井容疑者が狙っていた財産はこれだけではなかった。

 「事件の2年ほど前、角田さんの実母が死亡し、数千万円の遺産を相続。菅井容疑者とは'15年に結婚相談所を通じて知り合い、7月に結婚しています。その時点で角田さんの資産は6000万から7000万あったとされ、死亡後に菅井が大半を相続した」(同)

 さらに、事件の現場となった土地も相続し、約600万円で売却。角田さんが生前使っていた乗用車も事件直後に売却しているという。

 「結婚後、菅井にクレジットカードを渡していた角田さんは『たくさん使われて大変』とか『月に20万円使われたこともある』と知人にボヤいていた」(同)

 愛知県警は、菅井、浅野両容疑者が共謀し、角田さんを刺殺した後、自宅に火をつけた疑いがあるとして捜査を進めている。

 事件後、両容疑者は別れていたというが、驚くべきことに菅井容疑者は別の男性と再婚していた。このまま野放しになっていれば、“次の犠牲者”が出ていたかもしれない。

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