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暴力団関係者との密談をすっぱ抜かれた初公判を控えた清原被告

 覚せい剤取締法違反の罪で起訴され、5月17日に初公判を控える清原和博被告だが、旧知の暴力団関係者と昨年10月、野球賭博問題について電話で密談していたことを、発売中の「週刊現代」(講談社)が報じている。

 同誌によると、清原被告が電話をかけたのは、一時期、清原被告のボディガードやトラブル処理を請け負っていた山口組の関係者で、電話をかけたのは昨年10月8日。夕方から7回、27分にわたって通話をしたという。

 会話の内容は、清原被告のPL学園の後輩でプロ野球解説者・立浪和義氏に関して。当時は、巨人の選手たちの野球賭博への関与が発表されていたが、清原被告は立浪氏の野球賭博疑惑が週刊誌に掲載されることを危惧し、なんとかもみ消しできないかを依頼。「もし(週刊誌に)やられたら、タツ(=立浪氏)はもう絶対監督になれない」などと後輩の身を案じ、なんとか立浪氏の力になれないか頭をめぐらせ、立浪氏本人にも電話をかけていたという。

 この件に関して、同誌が立浪氏を直撃。すると、立浪氏は「(清原被告に)お願いしたわけではない」とコメント。清原被告へは「クスリから足を洗ってくれることを願うだけです。それだけです」とメッセージを送った。

 「清原からはどんどん人が離れていったが、数少ない自分を慕ってくれる後輩の立浪をかなりかわいがっていた。13年秋に一部週刊誌のインタビューに対しては、立浪の中日監督就任を邪魔する落合現GMを真っ向から批判したばかりか、性癖まで暴露して球界を震撼させた。立浪も暴力団関係者との“黒い交際”が知られているので、監督就任の可能性がないことを分かっているだけに、清原の“援護射撃”はありがた迷惑だったのでは」(球界関係者)

 清原被告の情状証人は立浪氏か?
 

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