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紅白出場の可能性が消滅したSMAP

 大晦日で解散するSMAPが同日のNHK・紅白歌合戦への出場を辞退したことを、一部スポーツ紙が報じている。

 SMAPは先月末発表の出場者リストには入っておらず、NHKサイドは「粘り強く交渉を続ける」と明言。ファンの間ではサプライズ出演を期待する声も上がっていたが、記事によると、最近になってSMAPが所属するジャニーズ事務所がNHKに対し、メンバーの意思を尊重する形で、出場辞退を正式に申し入れたという。

 「昨年まで紅白には23回出場していたSMAPだが、ここ数年は明らかにメンバー間の確執が露呈。というのも、キムタクだけは別の楽屋で、ほかの4人が一緒だった。今年1月の分裂・解散騒動で事務所側についたキムタクとほかのメンバーの対立構造が明確になったが、そうなる“火種”はくすぶっていた。そんな状況で紅白の生ステージで5人そろって歌えるはずがなかった」(レコード会社関係者)

 結局、5人そろって歌う姿が見られるのは、26日のフジテレビ系「SMAP×SMAP」最終回特番で放送される、今月1日に収録が行われた大ヒット曲「世界に一つだけの花」の歌唱シーン。

 5人そろっての仕事は、今月8日に収録が行われた、メンバー5人と親交があるタモリをゲストに迎えた「スマスマ」の人気コーナー「ビストロSMAP」の収録がラスト。ただし、まだメンバーたちがファンに向けた「最後のあいさつ」の収録は行われていないという。

 「結局、退社した元チーフマネージャーの飯島氏しかメンバー5人をコントロールできる人がいなかった。来年以降、キムタクはジャニーズの幹部が直接マネージメントを手がけるから問題はないが、ほかのメンバーは現状のレギュラー番組以外、入れづらい状況になりそうだ」(芸能記者)

 とうとうファンの願いが届かない結果になってしまった。

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