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刑務所に入りたがらずに悪あがきする押尾学被告

 合成麻薬MDMAを一緒に服用した女性の救命を怠ったなどとして保護責任者遺棄などの罪で1審・2審で懲役2年6月の実刑判決を受け、今月13日付けで最高裁への上告が棄却された元俳優の押尾学被告だが、一部報道によると、押尾被告の弁護団は16日、最高裁第1小法廷が上告を棄却した13日付の決定に異議を申し立てたという。

 報道によると、押尾被告は15日夜、弁護団の弁護士と電話で話し「日本の裁判に絶望した」と落胆。保釈中は曲作りに励んでいたようで、上告が棄却されたことによって、「米国での音楽活動が頓挫してしまった」と嘆いているというのだが…。

 「もはや、この判決について論じられる余地はなく、異議が認められる可能性は極めて低いだろうから、このまま収監されることになる」(全国紙社会部記者)

 同罪の2年6月に加え、09年11月に確定した麻薬取締法違反罪での有罪判決(懲役1年6月)の執行猶予が取り消され、合わせて服役することになり、本来ならば4年だが、「同罪で逮捕されてから約半年の未決勾留日数を引き服役は約3年半。何も問題を起こさなければ、刑期の3分の2以上の経過、つまり2年半ほどで仮釈放によって外に出てこれる」(同)。おまけに、交際中のモデルとの獄中結婚の可能性が浮上するなど、早く罪を償えば良さそうだが、押尾被告はどうしても入りたくないようだ。

 「昔のように刑務所内でのリンチなどはなくなったが、押尾被告のような有名人が収監されると、何かと風当たりが強いようだ。おまけに、複数のメディアで、受刑者の中には男色家がいて、押尾被告は格好のターゲット、のようなことが報じられ、腰が引けてしまったのでは」(週刊誌記者)

 悪あがきするのもなんとなく納得だが、判決が変わることはなさそうだ。

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