報道によると、押尾被告は15日夜、弁護団の弁護士と電話で話し「日本の裁判に絶望した」と落胆。保釈中は曲作りに励んでいたようで、上告が棄却されたことによって、「米国での音楽活動が頓挫してしまった」と嘆いているというのだが…。
「もはや、この判決について論じられる余地はなく、異議が認められる可能性は極めて低いだろうから、このまま収監されることになる」(全国紙社会部記者)
同罪の2年6月に加え、09年11月に確定した麻薬取締法違反罪での有罪判決(懲役1年6月)の執行猶予が取り消され、合わせて服役することになり、本来ならば4年だが、「同罪で逮捕されてから約半年の未決勾留日数を引き服役は約3年半。何も問題を起こさなければ、刑期の3分の2以上の経過、つまり2年半ほどで仮釈放によって外に出てこれる」(同)。おまけに、交際中のモデルとの獄中結婚の可能性が浮上するなど、早く罪を償えば良さそうだが、押尾被告はどうしても入りたくないようだ。
「昔のように刑務所内でのリンチなどはなくなったが、押尾被告のような有名人が収監されると、何かと風当たりが強いようだ。おまけに、複数のメディアで、受刑者の中には男色家がいて、押尾被告は格好のターゲット、のようなことが報じられ、腰が引けてしまったのでは」(週刊誌記者)
悪あがきするのもなんとなく納得だが、判決が変わることはなさそうだ。