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ビッグダディ前妻・美奈子さんのNGワードとは

 いま芸能界の話題の中心にいるのは、驚くべきことに名だたるスターたちではない。素人だったはずのビッグダディこと林下清志さんと前妻の林下美奈子さんだ。清志さんが先月出版した「ビッグダディの流儀」はバカ売れ。それ以上に売れているのが、今月出版した美奈子さんの自伝「ハダカの美奈子 ビッグダディとの2年間、あたしの30年間」だ。美奈子さんの波乱万丈すぎる人生を赤裸々に綴っているのだが、ここにきて“NGワード”の設定を始めたという。

 テレビ朝日系で放送されていた大家族番組「痛快!ビッグダディ」で一躍人気者となった清志さんと美奈子さんがほぼ同時期に揃って著書を出版した。「芸能人本の売れ行き不振が顕著な中、清志さんの方は約10万部、美奈子さんにいたってはなんと約20万部も売れたと言われている。これは驚くべき数字だ」と出版関係者は目を丸くするばかり。とりわけ清志さんの前妻という立場でしかなかった美奈子さんの著書がここまで売れるとは、出版社サイドも予想していなかったみたいで「初版はほとんど刷っていないはず。それがあまりにも人気で、発売前から重版が何度もかかる状況となった」と前出関係者。

 「ハダカの美奈子」があまりにも話題になってしまったことから、ついには“規制”をかけなければいけない事態となってしまった。「美奈子さんの本の中では、15歳で妊娠したことやDV、父親が孤独死してミイラになったことなど、隠し立てすることなく人生を振り返っている。その中に、シンナーを吸っていたことや覚醒剤を打たれそうになったことなども書かれているのです。だが先日行われたイベントで、駆けつけたマスコミに対し、覚醒剤のくだりの引用禁止という注文が出された」と芸能記者。

 ちなみに覚醒剤のくだり以外に出版社サイドが引用禁止としているのはプロローグやエピローグ、そして子供たちへの手紙といった著書の肝となる部分だけで、DVや妊娠、清志さんとのセックスライフについてはOKとなっている。「美奈子さんが本を出してから、テレ朝以外のテレビ局も興味を持って接触を図ろうとしています。今後ますますの露出が見込まれる中、さすがに使用していないとはいえ覚醒剤というのはまずいという配慮でしょう。本に書いていることは消せませんが、少しでも覚醒剤というイメージを消したいのではないか」(芸能関係者)

 今後美奈子さんは芸能活動を行う予定。少しでもイメージアップを図りたいところなのだろう。

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