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慶大、アメフト部活動自粛の裏でミスコンも中止に セクハラ被害者は運営の更なる“嫌がらせ”を告発

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画像はイメージです

 慶應義塾大学アメリカンフットボール部は15日、「部員に不適切行為」があったとして、活動の無期限自粛を発表した。具体的な理由は発表されなかったものの、一夜明けた現在、男性部員が女性部員を風呂で盗撮していたことなどが一部で報じられている。

 そんな中、「学生団体KOPURE」が主催する「ミス慶應コンテスト2019」が13日、ミスコンの開催中止を発表し、物議を醸した。

 開催中止騒動の発端となったのは、『週刊文春』(文藝春秋)が報じた主催団体からファイナリストへのセクハラ騒動。告発したのはファイナリストの濱松明日香で、運営団体のプロデューサーから身体を触られるなどのセクハラがあったとのこと。これが報じられると、ミスコン公式ツイッターは「公開された記事に関しては大幅に事実と異なる内容です。運営が濱松本人から直接報告を受けている事実と大きく相違があり、濱松本人の証言の記録もございます」と否定したものの、濱松はツイッターで「セクハラに関する出来事は全て事実です」と意見が食い違った。

 この騒動は多くの批判を呼んでいたが、そんな中、今月の13日に濱松はインスタグラムのストーリーズで、セクハラが問題になったプロデューサーは報道の翌日にはすでに運営を降りていたことを説明。その際、セクハラを濱松の記憶違いにしようとしたり、違う週刊誌に濱松の情報を流し、濱松の評判を下げようとしていたことなどを告発した。また、運営は既に委員長1人だけの体制となっていたものの、委員長はプライベートのツイッターに濱松を貶めるようなことを書いたり、濱松に対し謝罪文を書くよう要求したとのこと。濱松は候補を辞退せず、「ファイナルまで持ち込みたい」とつづっていたものの、運営側は中止を考えていることなどをつづっていた。

 この書き込みに反響が集まると、今月13日になりミスコン公式ツイッターは「ミス慶應コンテストに関しては、“正式に中止”とさせて頂きます」と発表。理由については「候補者の過半数から辞退の意向を正式に頂いたため」とし、運営と候補者の信頼関係が崩れたと説明していた。

 この一連の騒動に対し、運営には「中止にしてうやむやにするんじゃなくて事実をちゃんと公表しなよ」「女の子たちへの謝罪も正式に発表して」「長い時間かけて恥を晒しただけ」といった呆れ声が集まっている。

 ミスコン中止にアメフト部活動自粛。慶應大の倫理観を問う声も多く聞かれていた。

記事内の引用について
ミス慶應コンテスト2019公式ツイッターより https://twitter.com/ms_keio
濱松明日香インスタグラムより https://www.instagram.com/ask_heart_xx/

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