今年末での解散が決まっているSMAP。何としても最後の舞台をNHK紅白歌合戦でとの思いはNHK内部ではあるものの、調整が難航しているのが現実のようだ。一方、大みそかの視聴率に意欲を見せる民放各社も特番でのSMAP出演を熱望している。特に低迷するフジテレビは、グループの冠番組「SMAP×SMAP」を放送していたことから、なんとしてもSMAPに有終の美を飾らせたいと意欲的だ。局内でも、現状を打破するためには、「SMAPの特番しかない」と息巻いているとか。
そんな周囲の声とは別にSMAP内部では相変わらず冷め切った空気が流れているという。解散騒動が勃発した1月以来、キムタクこと木村拓哉とそのほかのメンバーにある溝が埋まることはなく、NHK紅白出場や年末特番など考えられる状況ではないのが現実。
「メンバーや関係者は、“もう、ほっといてくれ”というのが正直な思い。このまま静かにフェードアウトすることを望んでいる。国民的なグループの最後としては寂しさもあるが、すでに解散後を見越しており、はやめにSMAPの色を消したいと考えているようだ」(芸能関係者)
周りの雑音とメンバーの思いには大きな差があるようだ。