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解散後は映画が主戦場となるSMAPのメンバー

 年内に解散することが発表されているSMAP。すでに、NHK紅白歌合戦に出場するのか、また、解散後のメンバーにはどんな活躍の舞台が用意されているのかなど、その後の展開に注目が集まっている。

 そんな中、はやくも草なぎ剛が2017年1月スタートのドラマ「嘘の戦争」で主演を務めることが先日発表された。SMAP解散後、ソロタレントとしての初仕事になり、他のメンバーの仕事が正式発表されていないため、メンバー内で“一番乗り”というカタチだ。また、公式発表はないものの、キムタクこと木村拓哉も、来年1月スタート予定のTBSドラマで医療を題材とした物語で主演を務めると、一部では報じられている。

 しかし今後、テレビでSMAPのメンバーたちが活躍できるかといえば、そう簡単ではなさそうだ。今後の起用にとまどっているのは、局側の方で、ここで事務所の意向に沿わない形で、タレントを起用してしまった場合、面倒なことが起きるのではないかと、及び腰だ。

 一方、テレビ局とは違い、映画界ではウェルカムな状態だという。SMAPという看板があると、主役以外での起用は難しかったが、その冠が外れることで、脇役としての起用も可能になる。すでに、テレビドラマでも、稲垣吾郎は、フジテレビ「特命指揮官 郷間彩香」で立てこもり事件の主犯役、2016年4月期のテレビ朝日「不機嫌な果実」では妻を拒否する夫役、2015年7月期のフジテレビ系「HEAT」では不動産会社の社長役などの脇役をつとめ、一定の評価を得ている。他のメンバーも俳優としてインパクトを残せる“脇役”をつとめることで、俳優としての評価が一皮むける可能性もある。

 この現状をチャンスと見て、SMAPメンバーには新たな一歩を踏み出してほしい。

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