春の「感謝祭」には4月ドラマ「99.9」に主演する松本潤をはじめ、TBSの朝の顔ともなっている国分太一、番組恒例の赤坂マラソンで優勝したKAT-TUNの上田竜也などが出演していた。
ある制作会社関係者は「あくまでもスケジュールの問題で、ジャニーズとTBSの関係が悪くなったということはないですし、関係性はむしろ良好と言ってもいいくらい。ギリギリまで出演に向けて調整していたようですが、結果としては出演させられなかったようです。それに、10月期にはジャニーズ主演ドラマもないということもあって番宣する必要もないからと判断したんじゃないんですか」と明かす。
いくら宣伝をする番組がなかったとはいえ、マラソン2連覇がかかる上田には期待する視聴者も多かっただろう。それだけに残念というファンの声は多かったが、このゼロ現象に、ある芸能プロ幹部はこう話す。
「生放送が怖かったという部分もあるようです。昨年、上田くんがマラソンを優勝して『KAT-TUNのメンバー、支えてくれたファンのためにも負けられない』という話をして感動を呼んだが、これそのものは問題はなかったでしょう。でも、これが生放送のよさでもあり、怖さでもあるんです。いまジャニーズの最大の問題はSMAP。他のタレントに緘口令を強いていたとしても、出演している中には突っ込みを入れてくるタレントがいてもおかしくない。ジャニーズのタレントに対して生放送で『どうなっているんだ?』なんて話の流れになって、SMAP問題が暴発されても困るという思いは持っています。1月の『スマスマ』での生謝罪の時のように一歩間違えれば事務所へ矛先が一斉に向きかけない問題ですからね。だったら、ドラマもないし、出さないというのが賢明と判断したんでしょう」
これから年末にかけてまだまだSMAP問題は取りざたされる機会は多い。まだまだ波乱含みだ。
*画像 オールスター感謝祭フェイスブックから