遊ぶ金欲しさ以上に生活費が厳しいのが理由だ。
もちろん内定先の企業にバレたらクビになってしまうのだが、時給が安いバイトよりは…ということで安易な考えでキャバ嬢になってしまう。話を聞いてみても暗い雰囲気はまったく無く、あっけらかんと自分の状況をペラペラと語る。大手企業に内定をもらうだけあって、話の端々に知的さを感じさせる部分もありつつ、社会経験の少なさを露呈する危うさを感じる。年配の男性客ならば、自分の社会人経験を持ちだして口説きに走りそうだ。
このタイプの女性は真面目さが先行してることが多く、キャバ嬢特有の派手さが足りない場合もあるが、そこが年配の男性の心をくすぐるポイントともいえよう。一般企業の月給以上にキャバクラで稼いでしまったら、どうなるのだろう? と勝手に心配するが、彼女達にとってそんなことは関係ない。
キャバクラの世界と一般企業の世界で重宝される女性がいる一方、就職が決まらずに仕方なく、キャバクラで生活費を稼ぐ女子学生も存在する。就職が決まったらキャバクラを辞めると心に誓っているが、思うように行かずにズルズルと年齢を重ねていく女性も最近、増えてるそうだ。学生キャバ嬢が誕生する背景は決して明るくない。