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沖縄県民が独立を望んだら認めるべきなのか?

 もともと、独立国で1707年にイングランドと合併したスコットランドで独立機運が盛り上がり、9月18日に「イギリスからのスコットランド独立の是非を問う住民投票」が行われた。

 「賛成」が過半数を超えた場合は、2016年3月24日に独立する計画であったが、住民投票の結果は、有効投票数3,619,915票のうち、「賛成」は1,617,989票(44.7%)、「反対」は2,001,926票(55.3%)で、独立は実現しなかった。

 そのスコットランドの独立投票を見て、自治や自立の在り方が議論されてきた沖縄では関心が高まっていたという。いうまでもなく、沖縄は元をただせば、「琉球王国」という独立国であり、本土とは異なる歴史、文化を有する。

 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「沖縄県民が独立を望んだら認めるべき?」との意識調査を、9月20日〜30日に実施。18万3720票(男性=81.5%、女性=18.5%)の回答があった。

 ただ、回答者のうち、沖縄居住者は1.4%にすぎず、ほとんどの回答者は沖縄県以外の居住者である。

 その結果は、「認めるべき」が9万6050票(52.3%)で過半数を超え、「認めるべきでない」は7万4482票(40.5%)、「分からない・どちらともいえない」が1万3188票(7.2%)だった。

 「認めるべき」に多くの票が集まったが、「沖縄県民、沖縄出身者は独立など望んでいいない」「独立したら、外国に侵略される」「経済的に自立できない」といった多くの反対意見が寄せられた。

 アンケートは、あくまでも「沖縄県民が独立を望んだら」との前提。今後、沖縄で独立に向けた議論が活発に交わされるようなことがあれば、改めて再調査を行ってみるのもいいだろう。
(リアルライブ編集部)

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