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根岸S(GIII、東京ダ1400メートル、2月1日) アベコーの気になる本命は!?

 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。

 今週の日曜日は東西で重賞が行われます。京都では「京都牝馬S」。3年前、9番人気のメイショウオスカルが3着。一昨年が8番人気のウイングレットが2着。昨年は9番人気のザレマが2着。さすがに牝馬戦線の難解さが出ています。
 そこで今年、狙ったのがハチマンダイボサツ。
 昨秋に軌道に乗り、秋風Sではオープンで好走歴のあるハイソサエティーを着差以上の強さで完封。その勢いを評価されて前走のターコイズSは2番人気。ところが、スタートで内外から挟まれる形で、最後方に置かれる厳しい展開となって7着。それでも、0秒5差。差はありませんでした。
 京都は一昨年の秋、ニシノマナムスメの0秒3差。当時よりもはるかにパワーアップ。得意のマイル戦で巻き返しです。
 さて、東京ではフェブラリーSのステップレース「根岸S」です。目下4連勝中のバンブーエールが59キロで出走。中舘騎手を迎えたダンツキッスイが逃げ宣言。早めに動く岩田・フェラーリピサ、セントラルコースト、ナンヨーヒルトップ。1400メートルということもあり、息の入らない流れになる公算が大です。

 となれば、狙いは追い込み馬。カペラSで強烈な追い込みを見せたビクトリーテツニー、ジャニュアリーSを圧勝したヒシカツリーダーもいいのですが、私が一番食指を動かされたのはアドマイヤスバルです。

 2走前、初めて芝に挑戦したマイルCSで0秒4差の大善戦。前走・京都金杯も結果7着とはいえ、2着マルカシェンクと0秒4差は優秀。そして、この2戦をステップに根岸Sに矛先を向けてきました。昨年の根岸Sでは3着。タイセイアトムが2着に粘る流れの中で、レース中の不利も重なり、よく追い込んできました。
 何より、<4131>と、東京ダートは抜群の実績。そのうち1400メートルに限れば3勝して着外なし。すこぶる強い舞台。前2走の芝で呼吸をつかんだ川田騎手とのコンビ。1分22秒5の持ちタイムがあり、中間の降雨で高速ダートとなっているのも歓迎です。

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