すでに吉本を解雇されている元カラテカ・入江慎也とズブズブの関係にあった宮迫。今回の活動休止は、これまでの膿を出す意味で、必要な自省の時間となりそうだ。
宮迫は本件の該当芸人13人の中で、いちばん高収入。妻と今春大学に進学したばかりのひとり息子・陸くんを抱える身だが、吉本では高額納税者に相当するとあって、収入ゼロでも蓄えがある。その上で、“臨時収入”も期待できるというから、収入面の心配はなさそうだと芸能リポーターは言う。
「都内品川区の東急池上線の高架下で、たこ焼きバル『みやたこです。』のオーナーを務めているからです。大阪名物をつまみに、ちょっと1杯飲めるというコンセプトのもと、15年4月にオープンしました。そもそもは、お母さんが地元の大阪でたこ焼き店『みや蛸』を経営していたので、その暖簾分けという形です」
闇営業騒動後も客足が鈍ることはなく、Twitterもしっかり起動している同店。働いているのは美男美女ばかりで、雰囲気も良さそうだ。そんな店で食えない時代にアルバイトしていたのが、現在大ブレイク中の渋谷系チャラ男の漫才コンビ・EXITの兼近大樹だ。
幼いころから貧乏で、家にテレビがなかった兼近は、芸能界はもちろん芸人事情にも疎い。バイトをすることになって、ようやくちゃんと宮迫のことを知ったほどだ。しかし、当の宮迫も、兼近と何度も顔を合わせていたにもかかわらず、働いていたことを覚えていない。『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の本番中に突然本人から告げられて、初めて知ったほどだ。
時は流れて、バイト生だった兼近がテレビの世界で人気者となり、その店のオーナーは表舞台から姿を消した。たこ焼き店の天国と地獄。宮迫も再び、引っ張り“ダコ”に返り咲いてほしいものだ。
(伊藤由華)