嫉妬気味にこう話すのは、東京・恵比寿のキャバクラ『A』に勤める麻耶ちゃん(24=仮名)。今、キャバクラに日雇いのコが急増したことで、何やら危うい雰囲気が漂っているという。
「ここ最近は派遣会社がお水系の店に女の子を派遣することが多い。業界最大手の『TRY18』には女子大生を中心に約5000人が登録し、毎日、首都圏全体で400〜500人もの女のコがキャバやガールズバーに日雇いで派遣されているとのことです」(風俗記者)
実際、都内の某キャバクラでは店専従の女の子が2割程度で、残りの8割は日雇いになっており、女子大生やOLたちが好きなときだけ小遣い稼ぎのために水商売する時代となっている。加えて、その日だけ店で働く彼女たちは、スタッフや専従キャバ嬢の目も気にせず、客に誘われれば援助交際までする場合もあるというのだ。
ナイトワーク系の派遣会社に登録している現役銀行員の美希ちゃん(23歳=OL)もこう言う。
「確かにヤッている子はいます。この前も新宿の某キャバ店に派遣されたとき、同じく日雇いの女子大生がいたんです。で、会社員グループの席に私と2人でヘルプについたんだけど、彼女は1人の客と堂々とそういう話をしていましたね。『いくらなの?』って聞かれて、『え〜、これぐらいかなぁ』って指を2本立てていてビックリしました」
ちなみに日雇いでも時給は3000円前後。また、当日でも派遣会社に連絡すれば仕事はあるそうで、行きたい店も選べるという。となれば、確かに何でもアリだ。
「専従の場合、非正規労働者となるので、31日以上の勤務で雇用保険の加入義務がある。この負担を考えれば日雇いを使わない手はない。ただし、専従のコに付いていた客をヘルプで付いた日雇いのコが簡単にさらってしまう場合もあり、ギクシャクする店も多いようです」(別の風俗記者)
客としては有り難い!?