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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/15東京・10/16京都)

 今週デビューの注目馬は、10月15日(土)東京第5R芝1600m戦に出走予定のネームユアポイズン。馬名の由来は「何のお酒を飲まれますか。母名より連想」。牡、鹿毛、2014年1月16日生。美浦・国枝栄厩舎。父ハーツクライ、母リップスポイズン、母父Mamool。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額4000万円。母は独1000ギニー(GII)の勝ち馬。半姉にはダートで1勝を挙げているハンナ(父ディープインパクト)がいる。本馬は均整の取れた好馬体の持ち主。前肢の造りは父ハーツクライに似ており、筋肉は柔軟性があり収縮性が高そうだ。脚を高く上げた走りでキレる脚を使えそう。距離はある程度あった方が良さそうなタイプで、2000mあたりを得意としそうだ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、10月16日(日)京都第5R芝1800m戦に出走予定のレッドオルガ。馬名の由来は「冠名+完全な(印欧語族の言葉)。完璧な走りで頂点へ駆け上がる」。牝、2014年4月26日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ディープインパクト、母エリモピクシー、母父ダンシングブレーヴ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額6000万円。半兄にはリディル(父アグネスタキオン)、クラレント(父ダンスインザダーク)、レッドアリオン(父アグネスタキオン)、全兄にはサトノルパン(父ディープインパクト)と重賞勝ち馬がズラリ。本馬はディープインパクト産駒らしい軽さがあり、如何にも芝でキレる脚を使うタイプだろう。筋肉は柔らかい中にも強さがある。母エリモピクシーの産駒は晩成型の傾向がり、本馬も本格化は来年の秋以降だろう。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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