この日は映画にちなみ、新日本フィルハーモニー交響楽団が、「ダ・ヴィンチ・コード」「インフェルノ」などの音楽を演奏。ショーの冒頭に登場した壇蜜は荒俣と映画に関するトークを行う中、本作のテーマのひとつ「地獄」と絡めた自身の過去の恋愛話を披露。
「ここ初台ですよね」と切り出すと「ここで数年前、付き合っていた人にまさかの土下座をするというイベントをやったことがあるんです」とコメント。「仕事が忙しくて、その人との約束を反故にしてしまって、喧嘩をしてしまったんです。そこで大げさに謝ればどんなことが起きるのかなって…」と自ら志願して土下座イベントを敢行したといい、その現場がまさに地獄絵図だったと告白。
「わたしの中の地獄は常に一妙の光。ひとつの光がある地獄をいつも想像していて、自分がやったことの目先に何か新しい光があるんじゃないかって期待して、でも光は実際にはなくて怒られるというね…」と壇蜜。プライベートでの地獄観を自虐を交えて説明していた。
また、まもなくハロウィンだが、ハロウィンは「秋田にいるんですよ、わたし」と残念そうな表情。「ハロウィンらしくない読書のイベントに出るんです。ハロウィンは何か着てみたいという気持ちはまだちょっとあります。こないだインターネットで黒子っていくらするんだろうって思ったら3万円くらいするのを知ってびっくりしました。ひょっとしたらハロウィンは黒子衣装で登場するかもしれません」と笑顔で話していた。
(取材・文:名鹿祥史)