「11月下旬ですから『紅白』や『レコード大賞』狙いではないのは明らかです。むしろ、来年の夏のロックフェスに狙いを定めているのかもしれません。春先から日本各地ではロックフェスが行われます。さらに、夏には『フジロック』『サマーソニック』『ロックインジャパン』といった巨大フェスが控えています。シングルをリリースする先にはアルバム発売も想定されているでしょう。アルバムをたずさえて夏のロックフェスに参戦、というのが理想のモデルといえるかもしれません」(音楽ライター)
のんは、芸能活動において旧芸名の「能年玲奈」を名乗れず、現在の芸能界においては活動を制約された状態にある。そこで、ロックフェスに活路を見出そうとしているのだろうか。
「音楽業界は、既存の芸能界と重複する部分もありますが、一方で、独立した部分があるのも確かです。そして、パフォーマンスを通して観客と直接対話することが可能な場所です。アーティストとして表現者を志すのんにとっては最適な場所といえるでしょう。さらに、のんは自身のラジオでパンクロックをかけるなどコアな音楽好きとしても知られていますから、今後は音楽活動に比重を置いていくのではないでしょうか」(前出・同)
何はともあれ、彼女のさらなる活躍を期待したい。