「山本モナが謹慎を余儀なくされた今、“ポストモナ”の候補のひとりとして、当然、取り上げられていいはずなのに話題にもなりません。本人は“なぜ”という気持ちでいっぱいのようです」(民放関係者)
一昨年3月、吉本興業写真の木本公敏氏との結婚を機に、フジテレビを退社しフリーとなった内田アナ。
「この時、2年間は他局に出ないという密約でもあったのか、ANAや資生堂のCMには出たものの、他局に出演することは一切なく、フジが制作する『ジャンクSPORTS』『グータンヌーボ』『タモリのジャポニカロゴス』にしか出演しませんでした」(芸能ライター)
そんな内田アナがセキを切ったように他局に出演し始めたのは、この6月から。「オーラの泉」(テレビ朝日)、「メレンゲの気持ち」(日本テレビ)、「はなまるマーケット」(TBS)などに立て続けに出演したのだ。
「自分のことを女子アナというよりは、タレントとして強調していた感じでした。どの局でも同じ話をしていたので、あまり面白くなかったです。挙句の果てには、初エッセー本『チョコレートと犬とベッド』(幻冬舎)の宣伝までしていたので、見ていて疲れました」(テレビ誌ライター)
この本の宣伝が最大の目的で出演したことは当然だが、内田アナのライフスタイルに興味を持っている視聴者がどれほどいただろうか。
「ほとんどいないでしょう。ウッチーは、そこまでは“大物”とは言えません。テレ朝初司会を売りにしたクイズ番組『芸能人夏の学力テスト一攫千金ヤマワケQ責任者はお前だ!』の視聴率は10.8%。前回は13.1%あったから、ウッチー効果は全くなかったどころか、かえって足を引っ張ったと言えるかも」(芸能ライター)
どのへんがマズいのか。
「フジの局アナだからチヤホヤされていた面が大きい。フリーになれば、実力勝負になりますからね。結局、メーンの横で、大ボケ発言して存在感を示すのが関の山です。高島彩アナのように、仕切る能力があるわけでもなく、いささか”KY”なところも気になります」(テレビ局関係者)
前途は結構厳しいかもしれない。