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志らくに「感情論で話しちゃいけない」 玉川氏の発言に“説得力がない”とツッコミ殺到

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画像はイメージです

 川崎の無差別殺人事件に関して、31日の「モーニングショー」(テレビ朝日系)で玉川徹氏が発言した内容が物議を醸している。

 今回の放送では、ネット上の「一人で死ぬべき」という声に賛否両論が起きていることに言及。岩崎容疑者が携帯電話やパソコンを持たず完全に孤立していた様子を紹介し、どのような心理からこのような行動を起こしてしまったのか、「過去に通り魔をしようと決意したことがある」という心理カウンセラーを読んで議論した。

 別番組の生放送で、立川志らくが「死にたいなら一人で死んでくれよ」と怒りをあらわにした発言を受け、NPO法人の藤田孝典氏は「事件に及びそうな予備軍を誘発するような行為は控えてほしい」とネットで発信。他者への発言や、思いの伝え方に注意するよう呼び掛けていた。

 藤田氏の発言には芸能人や著名人からも賛否あり、志らくは「次の悪魔を生むなというが、なぜ悪魔の立場を考えなきゃいけないんだ」といった旨のツイートをして反論していた。これについて長嶋一茂は「殺された子供の親だったら(容疑者が自殺していなければ)俺が殺すと思うのは当然。でも我々はその立場ではないからもう少し冷静になって、この事件を二度と起こさないようにすることがメディアの役目」と語った。玉川氏は「個人の会話ならいいけど、僕たちコメンテーターなどテレビに出る人は、感情論ではなく一線を引いて発言しなければならない。(コメンテーターの)3人ともそう思ってます」とコメントした。

 この玉川氏の発言にネットユーザーが反応した。「あなたいつも感情論で喋ってますけど」「言ってることは正論かもしれないけど玉川さんにそれを言われても説得力がないわ」「普段の自分の発言が冷静で正しいと思ってるのか?」と批判の声が上がった。昨年、シリアの過激派組織からジャーナリストの安田純平さんが解放された際、玉川氏は本人のコメントを待たずに「安田さんは英雄」などと発言し、高木美保に「ニュースを語る立場としてフライングはよくない」と指摘されていたことも記憶に新しい。

 「テーマによっては感情を爆発させてしゃべることが必要な時もあるが」と前提を述べていた玉川氏だが、視聴者にはそれが日常化していると受け取られていたようだ。

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