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秋華賞 東の伏兵アルコセニョーラ陣営を本紙・橋本が直撃!

 牝馬3冠の最終関門「第12回秋華賞」(JpnI 京都芝2000m 14日)のカウントダウンが始まった。美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が突撃レポートをかけたのは、東の“超新星”アルコセニョーラ。トライアル・紫苑Sを勝って、日の出の勢いだ。ケイコ役の畠山助手に、打倒!3強の意気込みを語ってもらった。

 −−メンバー中一番小柄な馬(前走422kg)が、キャリアはメンバー最多の15戦(今年10戦目)。タフですね。
 畠山助手「厩舎の方針で、状態のいいときに使った積み重ねが、この数字になっただけで、決して無理使いしてきたわけではないよ」

 −−好調の秘密は。
 畠山助手「使った後の回復が早くなった(使い減りしなくなった)ことが一番。だから、こうしてタフに使い込める。それもこれも、馬に実が入り、シンが丈夫になった証拠ですね」

 −−追い切りの感想を聞かせてください。
 畠山助手「予定通り馬なりで流した。順調に使い込んでいるので体はできているし、輸送も考慮したのでこれで十分。状態に関して心配な点は何ひとつないよ」

 −−課題は。
 畠山助手「関西への輸送は初めてだが、福島、新潟に何度も遠征しているからね。輸送慣れしているので、克服してくれるでしょう。大幅に体が減ることはないはず」

 −−長所はどこですか。
 畠山助手「どんなレースでもできる自在性と、平気で馬込みに入って行ける勝負根性ですね。だから、枠順もこだわらない」

 −−“3強”対策はありますか。
 畠山助手「3強どころか、4強、5強が相手だけど、心身ともに充実著しい今の状態でどこまで通用するか、不安より楽しみの方が大きい」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 畠山助手「直線が平坦の京都二千は条件的に打ってつけだし、直線を向いたら声を出せる競馬をしてほしいですね。応援してくれるファンのためにも」

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