レースは降り続く雨の中で行われたが、「道悪で勝ったのではない。良馬場でも勝てると思っていた。ヒヤッとするところは一度もなかった」と勝浦騎手。2馬身と決定的な差をつけ、「ハンデ52kgは恵まれました」とハンデキャッパーを皮肉る(?)余裕さえあった。
「以前から千二は走ると確信していた」と言うジョッキー。その言葉通り、この日は水を得た魚も同然。人馬一体のパフォーマンスで、京王杯2歳S以来、約7カ月半ぶりの勝利をゲットした。まだ伸びしろのある3歳馬。この後はJDD(JpnI 大井2000m 7月9日)にも登録しているが、きょうの勝利で路線の変更があるか動向が注目される。